福岡COPD研究会 | 肺の生活習慣病、慢性閉塞性肺疾患について

肺の生活習慣病"COPD" ~喫煙の害について~

COPDとは、タバコなどの有害な空気を吸い込むことによって、空気の通り道である気道(気管支)や、酸素の交換を行う肺(肺胞)などに障害が生じる病気です。

 

その結果、空気の出し入れがうまくいかなくなることによって、通常の呼吸ができなくなり、息切れがおこります。

長時間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、COPDは肺の生活習慣病といわれています。

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COPDは呼吸器官が失われていく進行性の病気です

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコなどの有害物質を吸うことで気流閉塞が起こる病気です。

40歳以上の中高年に多く、原因が喫煙習慣であることが多いため「肺の生活習慣病」とも呼ばれます。

 

タバコの煙などで、気管支炎や肺胞に炎症が起こります。

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タバコの煙を吸い続けると、気管支や肺胞に慢性的な炎症が起こります。

炎症が起こると気管支が狭くなり、肺胞がつぶれて肺がヘチマのようにスカスカとなるため、空気を吐き出しにくくなります。

 

潜在患者数の5%に満たない患者さんしか治療をうけていらっしゃらないのが現状です。

※厚生労働省:患者調査2005

 

徐々に症状が悪化、QOL(生活の質)が低下します

-COPDは初期には自覚症状が少なく、しかも徐々に進行するのが特徴です。受診したときにはすでに肺胞の破壊が進み、呼吸機能はかなり低下し、外出や食事など日常生活にも支障を来します。重症になってからの治療では症状の改善もわずかで、入退院を繰り返し、寝たきりになります。経済的な負担や家族の負担も大きくなります。